先週の土曜福岡で開催された「九州電塾発足式セミナー」に足を運んだ。電塾とは何かというのもよくわかっていない門外漢ではあったが、知人のカメラマンに引っぱられて参加してみて大方どんなものであるのかが飲み込めた。

電塾はそもそもデジタルカメラの勉強会として東京で発足した。いまでこそデジカメというのは一般に出回り誰もが使う道具となっているが、そこはプロの世界のスペックを満たし、高水準の写真品質を維持しようとすると色々難しい問題が立ちはだかるらしい。

電塾の塾長の早川さんという人はかなり有名な人らしく、Photoshopの解説本を数多く出してもいる。人望も厚そう。当日はこの塾長をはじめ中心メンバー多数と各地方支部代表がスピーカーとして集まった。

プロのカメラマンの世界も今デジタル化の波が遅ればせながら全国津々浦々まで届き始めている。波に乗り遅れるとまずいという危機感が会場の空気からは感じられた。この雰囲気は15年ほど前デザイン業界に押し寄せたデジタル化の時と共通するものがある。しかしデザイナーはどちらかといえば「文系」、カメラマンはどちらかと言えば「理系」に分類される。だとしたらカメラ屋さんの方がデジタルへのなじみは早いように一見思われるが、そこはどっこい、一本気な職人さんも多いらしく一筋縄では行きそうにない気配が感じられた。